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コーチングの感想

 6回のコーチングセッションを終えて、仕事にモチベーションが戻り、迷いが無くなった。話を聞いてもらい、自分にはない視点の示唆を受け、それについて考える。とても有効だったと思う。具体的に、良かったと感じたのは次のような点。

・自分が問題と感じている点について、集中して話を聞いてもらうことができる。
・ただ自分から話すだけではなく、考えさせる、話を引き出す質問がされるので、思っていなかった視点から考える機会がもてる。
・定期的にセッションが組まれるので、次のセッションまで集中して考えて、それなりに結論を出そうという意識が働く。

 なんにしても、日々生活をしていると、なんだか問題だと漠然と思っていても、集中してそれに向き合う時間が取れないことが多い。しばらく考えていても、中断されたり、自分の中でジャンプして結論を出してしまったり、堂々巡りになったり。中断が長引けば、なんとなく日々の生活に埋もれてしまい、問題意識自体が遠のいたり、悪くすればどんどん悪化の一途をたどることになる。

 コーチングを受けるということは、コーチに自分につきあって時間を取ってもらうことで、問題を見つめる時間、その解決に向けて考える時間をとるきっかけを与えてもらうことができる。

 以上のような感想をもったと最後のセッションでコーチに話したら、「それでは、今後はブログがそのような役割を持つことになりますね」と言われた。おっしゃるとおりで、毎日しっかり考えてブログを更新しようと思うと、むりやりでも自分と向き合う時間を取るようになるし、考えるようにもなる。このようなきっかけが必要だということに気づかせてもらって感謝している。

 ところで、そもそもなぜコーチングを受けることにしたのか。私の場合、仕事のモチベーションが上がらないという問題は、しばしば浮上していたものの、それほど危機感を持っていたわけではない。それなりに過ごしていたし、今すぐ解決しないとたまらないというほどにはなっていなかったと思う。コーチングについての予備知識もほとんど無かったと言ってよい。

 そんな中でコーチングを受けることになったのは、コーチが開いているコーチングに関するブログで、クライアントの募集がかかったからだ。コーチのブログは、たまたま別の件でのリンク(たぶんフランクリンプランナーの関連だったと思う)からたどり着き、定期的に購読していた。フランクリンプランナーについても、7つの習慣についても、マインドマップについても書かれた記事に共感する部分や参考になる部分が多く、注目していた。また、クライアントを女性のキャリア・マネジメントに絞るという記事があり、その直後にクライアント募集とあったので、漠然と問題意識があった状態でも、資料取り寄せに進んだわけだ。

 送ってもらった資料を読んでも、やっぱりどうもコーチングのイメージが湧かず、しばらく放置していたところ、コーチからメールをもらい、お試しセッション(無料)のお誘いを頂いたので、ものは試しとやってみて、電話の感じから、これならやってみてもよいかもと思って、本格的に申し込みをした。メールの感じに好感が持てたこと、ブログやサイトに書かれている記事から、お会いしたことがなくても人となりがぼんやり理解できたこと、などが決め手になったように思う。コーチングを開始してからも、電話のセッションだけでなく、メールでフォローしてもらったり、私のブログを読んで感想を頂いたり、話すより書く方が得意なタイプの私としては、非常に相性のよいコーチだったと思う。7つの習慣やプランナーの話などもすぐに話が通じてやりやすかった。

 というわけで、自分だけですっぱり解決できない悩みを抱えている方、コーチングを受けてみるのも一つの手だてとしてお勧めです。

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