« 部活 | Main | 生活パターン模索中 »

Fast Truckを走る人々

弁理士の合格同期ご当地組で年に1度くらい同期会を開いている。合格から10年以上経過し、企業内なら管理職だし、事務所勤務なら経営に携わっている人が多い。2年ぶりの同期会で、7人が集まった。最近事務所の管理方面を考えることがぐっと増えているので、経営者をやっている人を中心にたくさん話をしてきた。

とにかく、みんなよく働く。ベンチャーの経営者は熱意がなにより重要で、寝ても覚めても仕事のことを考えて没頭できる人でないと務まらないというのは良く聞くが、それに近いものがある。よく考えれば、特許事務所なんてベンチャーも真っ青?な零細規模なのだった。そりゃ経営者は熱意がないと続かないわけで。それまでの勤務弁理士から独立して事務所経営をするということは、それなりに自分としてのビジョンがあり、理想の事務所がある。このあたりが、漫然と勤めていても(ノルマはきついにしても)それなりに給与がもらえて日々を送ることができるサラリーマンとはずいぶん違う。仕事に追われるのではなく理想を追求しているとガンガン仕事することになるということのよう。たくさん仕事しているけどだから疲れているわけではなく、とことん楽しそうなのだ。

組織としてこんなふうにありたいので、こういうことを実行している、次代の育成は、こんな風にしたいので、これをやっている、と次から次へと色々出てくる。で、そんなことに専念しているのかと思えば、自分の明細書書きとしての売り上げは落としてないらしい。どっから時間をひねり出しているんだ??鬼のような生産性を出すか、四六時中働くかしかなさそう。聞いていると、ひたすら数をこなしガンガン働くことを一定期間続けていると、生産性もぐいぐい上がり、それまでよりも短時間で同程度の品質を出せるようになるらしい(たどり着くまでが大変そうだ)。

事業会社の経営者と違って、士業の場合は経営者といえどもプレイヤーであるべきだという意見もよく聞くし、それももっともなところはあるので、生産性を二倍にして空いた半分の時間を経営と人材育成にあてることができれば理想的ではあるのだが。

翻って我が身を思うと、そこまで没頭することは物理的にも心情的にもできそうにない。ベンチャー経営にはとことん向かない性格のようだ。おもしろそうだとは思うのだけど、そこの軌道に乗るまで自分の時間を投資することは難しい。子どもとの時間をそのために削りたくはないし(子どもを育てることにも同じように絶対量の時間は必要なのだ)、心身を強靱に保つためのあれこれも人任せにはしたくない。わたしはやっぱりこのままあちこち欲張って低空飛行を続けて無理のない人生を歩むのだろう。

|

« 部活 | Main | 生活パターン模索中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Fast Truckを走る人々:

« 部活 | Main | 生活パターン模索中 »