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April 2007

(1)第1スピーチ

2007年4月28日(土) 14:30~16:30

20回シリーズの初回です。
この講座では、全回を通じて自分のテーマを60分の講演にして話せるようにしていくものです。そのスタートとなる第1回のスピーチから講座が始まりました。

60分を5分に凝縮した内容でスピーチを準備するようにという課題が出ていました。それに沿って、11人が順にスピーチを行ない、講師からフィードバックを受けます。総合講師の山口容子先生、佐々木かをり先生からは必ずコメントがあり、その他の講師陣からも1~2人からコメントがありました。

今後の講座を進めていく各人の課題を抽出するためのスピーチという位置づけのため、フィードバックはものすごく辛口です。今までの人生でここまでたたかれてことはないんじゃない?と思うほど(^^ゞ。私もですが皆さんかなりへこんでました。

5分のスピーチで、10分で入れ替えということで予定が組まれていましたが、60分の内容を5分で凝縮して話すのはかなり難しくて、大幅に予定が延長しました。予定ではスピーチ自体の終了が16時5分でその後総評ということでしたが、総評は短く切り上げていただいて終わったのはほとんど17時でした。

私のスピーチについてのフィードバックは、以下の通り。
 ・誰に向かって話しているのか不明
 ・話がさっぱり見えない=何を話しているのか分からない
   テーマを見て内容に期待したけれど、分かるようにならなかった
 ・思いが伝わってこない、迫ってくるモノがない
 ・講演と講習は違います!(悪いタイプの授業になってしまっている)
 ・見られていることをもっと意識して、表情も考えて
 ・「表現する」ということを意識すること

話がさっぱり分からないって、、、。とほほ。

皆さんのスピーチとフィードバックを聞いていて、共通していたのは、
 ・おみやげ
   講演者はお金をもらって聞きに来てもらうのだから、どんなおみやげを
   持って帰って欲しいのかを明確にすること。
 ・自分を開くこと
   数ある専門家の中で、あなたの話を聞きに来てもらうのだから
   もっとオープンに、自分を表現すること
 ・熱い思いを伝えること
   講演は講習や授業ではないので、知識を伝えるものではない
   思いがなければ聞き手には伝わらない。聞き手がおいて行かれてしまう。
   聞き手がついてきているかを常に確認するように。おいていかないように。

外見や発声など、色々技術的なフィードバックもあるのですが、まずはスタンスの問題が大きいのだと痛感しました。どれだけ思いを込められるかが一番大きいということですね。

講座が修了してから、皆さんへとへとでぼーっとしながら建物を出たのですが、一緒になった5人で近くのアンデルセンでお茶をしてきました。「このまま帰ったらぐったりして寝ちゃうから、話をしていきませんか」ということで。へこんでいたこともあるし、お互いに感想を言い合ったり、励まし合ったりして消化することが必要だったみたい。1時間半くらい食べつつ話し込みました(頭を使うとお腹もすくし)。

11人という少人数ですし、これから半年のおつきあいだし、なんというか自分の本質に迫ることを毎回突きつけられていくわけで、密度の濃い関係になりそうな同期生です(^^ゞ。ご一緒したのは、メーカーの技術職のYさん、内科医のHさん、小学校教諭のTさん、公認会計士のNさんでした。ちなみに今回の受講者は全員女性です。あそこまで言われなくてもいいよねぇ、という軽口も交えながら、でもこういう風かな、ああいう風かな、と感想を言い合い、明日以降の講座が楽しみ、ということで締めくくりました。新しい出会いも楽しいです。

さて、2日連続の第2回目は、佐々木かをり講師の「自分の売りを考える」です。

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講師をするということ

最近、仕事で講師を頼まれる機会が増えてきました。

昨年は秋に大学で秘密保持に関する講演を行いました。ほとんど初めての機会で、時間配分に失敗して予定より相当早く終わってしまい、その後長時間質疑応答にしてしまったにもかかわらず、けっこう好評を頂きました。

知財立国のかけ声もあり、弁理士会への講演依頼も非常に増えています。私の専門は知財の契約関連なので、企業外の弁理士で話をできる人がそもそも少ないこともあり、そういう依頼が持ち込まれると講師の選定に困るなどと言う話も聞きます。

一方で、セミナーや講演をするとそこから仕事につながるというのはよく知られていることで、私としては今1割程度しかないこの分野の仕事の割合を上げていきたい。ということで、今年は支部の委員会でこのような講師派遣依頼の窓口をしているところに所属しています。

と、まだ依頼前からやる気満々なのですが、となると来て頂く聴衆の方に満足して帰ってもらいたい。私でなくてはならないと思われるような講演をしたいという思いが高まります。

そんな折り、3月の終わり頃ですが、イーウーマンから、「講演者養成総合講座」の案内メールを受信しました。イーウーマンは、登録しているものの、それほど熱心に投稿したり活動したりしているわけではありません。受信したメールも読まないことが多いくらいです。でも、この日のメールは年度末超繁忙期にもかかわらず、目に飛び込んできました。

これはそういうタイミングなんだろうから行くしかないだろうと思って、まずは説明会に参加しました。全20回、平日夜と休日を組み合わせた講座で、もちろん場所は東京です。12名という少人数で、すばらしい講師陣ということもあって、お値段も相当。これに往復の新幹線代やらときには宿泊代を入れるとすごい金額になります。

でも、やっぱり今とこれからの私にとって必要な学びだと思うので、ここは投資することにしました。働いていてよかったと思うのは、こういう思い切った投資ができるだけの収入があることですね(楽々じゃないけど。夫に額は行ってないけど。)。ちょっと職場で出してもらうには仕事に密着性が低いので、今回は自腹です。

さて、この講座、第1回が明日4/28(土)です。内容は、5分間スピーチ。60分の講演を5分に凝縮して話してくださいという課題です。4/25(水)までにレジュメ提出の課題が出ていました。講演のテーマは、各自の専門から選択です。対象となる聴衆も明記して臨むことになります。

一通り構成を考えて、パワーポイントスライドを作りました。1枚1分といわれているので、5枚に治めたかったのだけれど8枚になってしまいました。まだちゃんとリハーサルしていないです。おまけになんだか今日になって喉が痛くなってきました。うーん。今日は早く寝なくては(いつ練習するんだ?)。

最近さっぱり更新頻度が落ちているこのブログですが、この講座で学んだことを記録してアウトプットしていこうと思います。

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