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(15)講演者のための話し方2:発音と滑舌

日時:7月11日(水)19:00-21:00
講師:山口容子

第2スピーチの後、講座の内容は第2ステージに入って、ずっとデリバリーの勉強をしてきました。内容面ではなくて、いかに伝えるか、聞かせるためにはどんな外見であるべきか、どんな声、表情が重要か、等です。

その第2ステージは、山口先生の話し方講座で始まったのですが、締めも山口先生でした。そして、講座前に出た課題が以下のようなものでした。

【課 題】
  第18回の第3スピーチ(15分)で話す予定の冒頭部分、きりのいいところ
  までを1-2分程度で全員の前でスピーチし、コメントや各自の発音等を確認
  ・修正していきます。
  既に15分構成されている人は、その冒頭を、まだ考え中の方は今考えられ
  るスピーチの切り出しを1-2分で考えてきてください。

正直焦りました。第2スピーチのフィードバックで、論理構成の問題点を指摘されたのですが、どうもうまく考えがまとまらず、そのまま第2ステージに突入して、スピーチの内容については考えずに放置していたのです。第2ステージは、ほぼ毎週水曜夜に講座があり、普段から気をつけて練習しましょうという内容が多くて手一杯という事情もありました。

で、久しぶりに自分の話す内容を考えてみました。マインドマップを作り直してみて、最近の仕事やセミナーで得た知識も加味してみて。どうやらタイトル(テーマ)を広げすぎていて、自分の強み・売りを生かし切れていないような気がします。私の売りは、権利化などの知財実務と知財周りの契約や機密情報管理などの法務の両方ができることなので、知財法務の重要性に絞り込んだ方がよいような気がします。

ということで、全体の構成はまだまとまらないものの、テーマを「アライアンスにおける知財法務の重要性」として、話の出だしとしては、知財法務というのはなんなのか、そしてそれがなぜアライアンスのときにことさら重要なのかということから始めることにしました。1~2分で話せるのは、知財法務とは何か、までだったので、その部分だけ昨晩少し練習してみました。(練習していたら、いつものことながらのどが痛くなってきてしまい、のどで声を出してしまっているなぁと実感。声の高さを抑えることで、ずいぶん改善したと思っていたのですが、まだまだですね。)

さて、そんな状態で迎えた今日の講座です。マインドマップを見ながら話そうと思っていたのですが、間抜けなことにその紙を持たずに演台に立って始めてしまい、始めたところで気がついて、「やり直してもいいですか?」と先生に聞いてみました。メモを忘れたので、と言うと、メモ無しでやってみませんか、と言われたので、トライしてみました。

マップを作って何度か練習していたおかげか、知財法務とは何かのところくらいまでは一応頭に入っていたので、特につかえることもなく話すことができました。今日は、声の高さも無理しない程度にできたし、自分としてはまずまず。

が、山口先生に開口一番「メモ無しでも大丈夫でしたね。でもそのせいか表情がやっぱり硬い!と前回申し上げませんでしたっけ?」と言われてしまいました。はい、言われました。その通りです。すみません、表情のこと忘れてました。目が泳がないように、皆さんの顔を見渡して話すのが精一杯だったんです・・・。
フェイスニングやってますか?とも聞かれました。うーん、やっぱり私の課題は表情、フェイスニングなんですね。朝やお風呂で思い出したときになんとかやってますが、毎朝毎晩の習慣になっているとまでは言い難い状態です。本も買ったことだし、もう少し本腰入れてやって行かなくては。

でも、声は落ち着いていていい感じだと言われました。やっぱりおなかに力を入れて、おなかから声を出していくことが重要ということです。

さて、自分のスピーチはこんなかんじだったのですが、皆さんのスピーチと講評から抜き出したアドバイスを。書き留めておきます。今日の山口先生のコメントで頻出したのは「覚悟を決める」ということでした。ハラが座るとできるということでしょう。

まずは、話し出す前のお話。
・話す前に息が上がるほど走らない。間に合わなくなるような動きはしない。事前にしっかり余裕を見て。どうしても走る羽目になったときは、息が上がった状態でしゃべり出さない。

上半身の基調を解くヨガの呼吸法。アガリも防ぎます。
 ・3カウントで鼻から息を吸う
 ・3カウント息を止める
 ・8カウントで口から息を吐く
おなかで呼吸することを意識して。

おなかから声を出すために
 ・壁に立って声を出すトレーニング→おなかから声が出るのを体で覚える
 ・傘などの棒状のものを背中に横に持ち、胸を開いてみる(スキーの練習みたいだ・・)
 ・演台に隠れるなら、足を肩幅に開いて下半身を安定させて立つ。
 ・話すとき、立つときに状態を揺らさない。
 ・あごでリードしない(あごを上げない)。音がぶれてしまう。

台本が透けて見えるような話し方から卒業しましょう。
 ・台詞は「入れて」
 ・自分の言葉で語る
 ・覚悟を決めればそれだけで変わってくる

早口対策
 ・「。」は3つ待つ。「、」は1つ待つ。
 ・句読点の間があると、単語1つ1つのスピードが速くても早口に聞こえにくい。
 ・挨拶して、聴衆を見渡してから始めてみる。

専門分野について話すとき
 ・その用語、ニュースは聴衆がよく知っているものなのか、説明が必要なものなのか、事前にチェック。できれば、その場でも反応を見てチェック。

語尾をのばすと、女子大生みたいで幼く聞こえるので要注意。


スピーチと講評でほとんどタイムリミットになってしまいましたが、最後に「母音読み」のレッスンをしました。滑舌をよくして早口対策にもなる強力なトレーニングだそうです。特に、自分の名前、所属、職業、スピーチのキーワードなど、よく口にする言葉、また、言いにくくてつっかえがちな言葉はしっかり練習するとよいとのことです。

やり方は簡単。対象の言葉を母音を取り出して言ってみます。そのとき、さらっと言うのではなくて、しっかりと口を開けて口の動きを意識して。そして、その口の動きのままで子音をつけて発音してみます。いままでよりも意識的にしっかりはっきり言うことができるはず。

実は、私、自分の名前が言いにくくて嫌いです(いや、名前が嫌いなんじゃなくて、名乗るのが嫌いなんですが)。特に、名前に「です」をつけると、かなり意識しないとうまくいえないんですね。サ行の音がタ行の音に挟まれる形になるので、全部タ行音になってしまうんです。ちょっとこの母音読みで「です」までつけた形で練習してみたいと思います。講演者として名乗るときに、名字だけじゃなくて名前まで名乗った方がいいのかどうかよくわからないんですが(一度これは講師の先生方に聞いてみるつもりです。今日も忘れましたが。)


さて、今日で第2ステージ終わり。次回から第3ステージ:フィニッシングに入ります。次回は8月4日で少しお休みがあります。ふぅぅぅぅ。しかし、出だしだけじゃなくて全体構成考えねば。8月26日が15分スピーチです。

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