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(16)Q&Aの進め方 -観客とのやりとり、場のつかみ方-

日時:8月4日(土)15:30-18:00
講師:石井 浩子

いよいよ講座も第3ステージ:「プロへのフィニッシング」に入りました。後残すところ講義は3回、さらに第3スピーチと終了スピーチで完了です。

さて、今日の講座はハプニングがありました。もともと予定されていたスケジュールでは、8/1(水)の夜だったのが、講師都合で8/4(土)になっていました。が、開始予定時間の13:30になっても講師が登場されない。体調不良で遅れて来られるとのことで、2時間遅れで開始するのか、リスケジュールするのかという話に。とりあえず石井先生はこちらに向かっていらっしゃるということで、都合のつかない2人は帰るものの、2時間遅れで決行することに。始まるまでの間、帰る二人も含め、近場でみんなでお茶しました。

4月の終わりから既に丸3ヶ月、なんとも濃い講座をずっと一緒に受講してきている仲間なので、わかってもらえる安心感があります。そのわりに、講座の外ではあまりゆっくり話をしている時間がなかったので、降って湧いたような貴重な時間となりました。仕事の話、台風の中決行された国際女性ビジネス会議の話、これからのスピーチの構成の話など、話は尽きず、盛り上がりました(店内にいた子どもにうるさいよねって指摘されてしまった・・)。写真も撮ったりして。

さて、講師の石井先生の遅れた原因は、なんと1週間勘違いしていたということでした。顛末は、石井先生のブログに。なにしろご自宅が逗子で遠方のため、連絡が入ってから駆けつけても2時間遅れ。何しろ早く着くのを優先したので、着のみ着で駅まで20分走り、熱中症で倒れそうになりながら到着されたとのことでした。

講座のテーマは、素のままで自分を表現するということでした。ワークショップとして、自分のもっとも怖いことを即興で5分程度話し、それについてみんなからフィードバックをもらうという構成です。一番怖いことをカミングアウトしてしまうと、その後グッと楽にスピーチができるようになるそうです。

自分が怖いことって、何だろう。私がトラウマのように怖いのは、実は汲み取り式のトイレなのですが・・・。うーん、これはちょっとスピーチのネタには向かなさそう(^^ゞ。(いやもう、未だに恐怖なんです。汲み取り式のトイレって。落っこちそうで。緊張してしまって下が向けない。小学校が汲み取り式で、ものすごく怖かったのが尾を引いてるんでしょうねぇ。)

で、電話が怖いという話しをすることにしました。皆さんまだ考えていらっしゃるようなので、トップバッターです。

私は電話が怖いです。かかってくるのも苦手ですが、自分からかけるのが尚怖い。電話は即興なので、こちらが発したことに対して相手から帰ってくる反応が予想外のものだったらどうしよう。答えられなかったらどうしようと不安なのです。話すことを準備してはおくのですが、相手は私の準備を超越したところにいて、思いもかけないことを言ってくるに違いないという妙な確信があり、それが恐怖でできれば電話はかけたくない。電話が終わってから、「あ、これ言うのを忘れた」などということがあることも、「だから電話は嫌なんだ」となる原因かもしれません。再度かければ良さそうなものですが、そもそも一大決心して電話をしているので、終わったというのにまたかけるなんてとんでもない。ということで、メールですむ用事はすべてメールで済ませ、人に振れるものは振り、逃げまくってきました。自分の即興力に自信がないところから出ているのでしょうね。

特に構成もしっかり考えずにその場で話していたので、その通りに再現できませんが、似たような内容を話したと思います。話し終わった後で、何か原因は考えられますかと石井先生に質問されましたが、あまり思い当たることがありません。昔から本番に弱く、逃げていたので(何かプレッシャーがかかることがあるとおなかが痛くなって学校を休むような子どもでした)、プチ本番のような電話はその延長なのかなと思ったりしますが、どうなんでしょうね。

さて、フィードバックは、いつものスピーチよりもずいぶんよい評価をいただきました。
・オーディエンスとアイコンタクトがとれている。
・本人の言葉で話せている→そこに本人がいるといないとでは大違い!
・話しの進み方に波があり、聞きやすかった
・表情が軟らかく、聞いていて気持ちが良かった
・共感できたので、安心して聞くことができた
・具体例に「そういえば私も・・・」と思った

この結果、即興は苦手なのではないということがわかったのだから、「私は即興で話ができる人である」という宣言をするようにと勧められました。これを踏まえ、どんな内容であっても、素直な自分を出し、具体例を交え、共感を引き出すようなスピーチを、緩急の波にうまくのせて、アイコンタクトを取りながら進めていきたいと思います。

皆さんのスピーチもそうだったのですが、自分の体験を語っているために、伝えたい思いがストレートにあり、具体例も豊富で素直に表現できているようでした。このために、スピーチの内容にスピーカーの思いが乗っていることが実感できました。講座のはじめの頃に、佐々木先生がプレゼンテーションとパブリックスピーチの違いは、講演者の思いをいかに聴衆に伝えていくかにあると繰り返し述べられていましたが、ようやくそれが実感できたように思います。素の自分、等身大の自分を出していくということがどういうことなのかを体感できたすばらしい講座でした。

さて、次回は「資料の作り方」。久しぶりに江端先生です。テーマ、キーメッセージ、サブメッセージを考えてくるようにという課題が出ています。先日の山口先生の講座の際に構成を考え直し、前半を練り直したのですが、後半もそれにあわせて練って行かなくては。既にまた忘れかけているのですが・・。

そういえば、先期の石井先生の講座の後で「テーマを変えたいんですけど」っていう受講生が続出して大変だったとか。気持ちを乗せたスピーチにするには、内容をいじりたくなるという気持ちはよくわかります。おもしろいものですね。

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Comments

まんじゅう怖い・・・ですな。

そういえば、せんりから電話もらったこと一度もない。チャット状態になることはあっても・・・・

Posted by: サワコ | August 05, 2007 10:58 PM

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