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行き詰まって

何かを継続していて3~5年経過すると行き詰まり感が出てくる。慣れてきて、効率は上がってくるのだけれど、達成感や進歩しているという実感に乏しくなってくるからだろう。飽きっぽいというにはスパンが長いような気もするが、やっぱり飽きっぽいのかもしれない。

仕事の面でも(仕事の面では特に?)そういう傾向が強く、とても職人にはなれないだろうと思う。そして、知財業界というところは、とても職人が多いのだ。

前回、仕事のモチベーションが上がらなくなってコーチングを受けたのは2005年の9月だった。今、このエントリーを書くに当たって、コーチングのカテゴリーの記事を読み直してみた。同じようなことで悩んでいる嫌いもあるが、ワークライフバランスの重要性がはっきりして、仕事の波に飲み込まれなくはなった。コーチングセッションを通して、バランスのよい生活を送るために、現在の勤務先を動くことは考えないとしたのだが、ここがゲンゲンが小学生になったことにより、制約として余り考えなくてもよくなったという環境の変化がある。

そして、事務所でできる第二領域の仕事は、ずいぶん軌道に乗ってきたと思う。毎週金曜に所長とミーティングをし、月曜には全体でミーティングをして、進捗状況を報告し合う。管理体制やチェック体勢も徐々にシステム化されつつある。

現在問題となっているのは、絶え間なく入ってくる新人の教育体制をどうするかということ。所長の教育能力の衰えが目立ち、これを補完する方法を考えなくてはならないと思うのに、本人に自覚がないので自分でやると言い張る。ちゃんと教育してもらえない新人も大変だがそれを見ているベテランにストレスがたまるので、これをなんとか回るように調整する必要がある。グループ制を取ってグループ長を立ててやれば自動的に回るのかもしれないが、現状プロジェクトのように案件ごとに担当が動くので、その都度サポーターを割り当ててやらないといけない(この必要性を所長が理解していない)。私がやりますと言明し、やれているつもりでいる所長に対してできてませんからやめてくださいというのもなかなか難しく、けっこうストレスフルな話である。

そしてやっぱり、職人芸のような特許権利化業務を極めていくことには、どうにも私は熱意を抱けない。事務所を大きくしたり、中で働くシステムを作ることについても最近は余り興味を抱けなくなっている。

そろそろ潮時かな、と思い出したのが今年の夏頃だっただろうか。代理人ではなくて、クライアントサイドへ身を置きたいと思う。中小企業の知財部あるいは大学の知財本部へ入って、技術管理全般を取り扱うことをやりたい。できれば今年度中にケリをつけてしまいたい。

しかし、なかなかそう簡単にことは動かない・・・。

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