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Before と After

転職の前後で変化するものは何か。そして、私はそのうちのどこに惹かれるのか。
5W1Hで考えてみる。

1. 何を(提供するサービス)
  特許事務所:権利化
  企業知財部:知財戦略、発明抽出、特許調査、出願判断、権利化、ライセンス交渉、特許係争対応、特許教育

2. 誰に(顧客)
  特許事務所:企業知財部、知財部門がない会社は開発者や経営者
  企業知財部:事業部門(開発設計)、研究者

3. なぜ(目的)
  特許事務所:依頼があるから?
  企業知財部:競争優位の獲得、事業上の障害排除

4. どのように(売り方)
  特許事務所:受注生産、納品
  企業知財部:事業部門と協働、提案

5. いつ(納期)
  特許事務所:顧客により決められる、ほぼ一律、特許庁の指定
  企業知財部:製品開発のサイクルに合わせる

6. どこで(市場)
  特許事務所:顧客の製品。一業種一社しかしないが、業界を選んだりはしない。
  企業知財部:事業部門が選択した製品


6の市場を書いていて思ったのだが、お座敷商売の特許事務所では、コンフリクトが発生しない限り、お客の製品によって仕事をするかしないかを決めることはしない。なので、業界としてはけっこう何でもありで、私もフライパンからビジネスモデルまで担当したことがある。もちろん、得意不得意はあるので、メカとか制御とかには分かれてくるのだけれど。

で、やっぱりなじみにくい製品とか業界はあるわけで。実際のところ、出身会社であり事務所の最大顧客である会社の製品はなじみやすいし思い入れもしやすいものが多い。これに対して、パチンコとか、自動車部品なんかは正直余り自分で興味がないので、同じように仕事をしていても熱の入り方が違っていたりもするのだ。

ということは、企業知財部であればどこでも同じような仕事内容になるから(規模によってやる範囲は違うだろうけど)、あまりその会社の業界とかは考えなくてもよいだろうと思っていたのは間違いで、自分が思い入れのもてる製品を作っている会社にした方がよいのではないか、と1社に落ち1社辞退する段になって思い至った。遅いよ・・・。いや、どちらの会社も産業材ちっくなメーカーで、今ひとつ製品に親しみがもてなかったのだ。

さて、こう並べてみて感じるのは。私はやっぱり当事者の一部になりたい。どれもこれも同じようなスケジュールで1つ1つの依頼をこなしていくのではなくて、新しい製品を企画し、上市するときに、それを支える仕事をしたい。そして、できれば色々な種類の仕事をしたいのだ。だから、企業に転職したい。

そして、そんな風に事業に直接かかわるのであれば、もっと事業全体を見渡せるスキルが必要だ。ここは、転職後の課題になってくるだろう。

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